(終了しました)2026年度の大学・大学院卒業生向けのインターンシッププログラムをご用意いたしました。
ディー・クルーのインターンシップ
ディ―・クルーのインターンシップは、他社とは違います。ひと言で言うと「仕事の本質を体験できる」ことです。ディー・クルーには「本質」で仕事するために様々な分野のエンジニアが集結しています。またエンジニア同士のリアルなコミュニケーションを仕事で最も重視しています。ですからリモートではなく仕事体験もあくまで現場主義です。
ディー・クルーのメンバーと共に手を動かし、仕事を共に体験すると、ご自身が就職で本当に求めていること=本質は何か、がだんだん見えてくると信じています。ぜひ、私たちと共にそれを見つけてまいりましょう。
ディー・クルーでは、どのようなことが学べるか
インターンシップ プログラム講師経験者にお話を伺いました。
Q:どんなインターンプログラムを実施されましたか?
A:2023年にデジタル回路設計のインターンを実施しました。 基本的な論理回路の設計をお教えしました。5日間でじっくりお教えできますので、 エンジニアを目指したいという方で、論理的思考に強い方にとってはつかみやすいです。 またプログラム設計を経験したことがある方はなお良いかと思います。
Q:どんな学生さんに向いていますか?
A:電子回路そのものに興味がある方は、取り組みやすいと思います。 普段の回路設計の仕事って、極端にいうと「パズル」みたいです。 試行錯誤して回路が動く時の感覚は、パズルを解いた瞬間に似ています。 「新しいパズルが来た!今度はどうやって解こうかな」とワクワクする感覚。 これはエンジニアの醍醐味でもあるのですが、そういう感覚をお持ちの方には楽しめる世界だと思います。
Q:ディー・クルーで学ぶことの意義は何ですか?
A:他社との違いでいうと、動かないプログラムや回路があると、エンジニアが分野を超えて、 みんなで解こうとする、ところです。 普通のデザインハウスですとお客様の要求仕様通りに作ることが求められるのですが、 うちはそうではなくて、お客様は実現方法は問わないけど、こういう結果を出してほしい、 というときに、どういうことをしたいのか、お客さまの意向を聞き取って、 社内の様々な知見を持ち寄ってどうやって実現するか考えて、提案できる。 私たちは「合わせミソ」と呼んでいますが、共同作業で創造力を必要とする仕事の仕方を学べる場だと思います。
※デザインハウス=要求仕様をもとにLSI回路設計やレイアウト設計を専門に扱う企業
Q:ディー・クルーの仕事の醍醐味は何ですか?
A:課題解決がままならなくて、回路が動かないこともあり、決して楽しいことだけではないですが、 その分解決できた時の喜びはひとしおです。たとえばΔΣADCの信号処理の仕事を手伝ってたんですけど、 フィルターをかける前のADCの出力って、一見ノイズにしか見えないんですよね。 「これ失敗かな」と思ってうちのΔΣの専門家に聞いてみると、「特性とってみて」と。 フィルターかけてみると、きちんとΔΣ ADCの信号が出ているんですよね。 「すごいな」と。あれは魔法のようです。そんな卓越したエンジニアと一緒に働けて、解決策が出せる。これは醍醐味だと思います。
インターンシップ体験者インタビュー
【1】 アナログ回路開発5日間プログラム受講 Iさん
Q:ディー・クルーのインターンシップに参加した決め手は?
学科は電気回路メインではなかったのですが、ものづくりは好きで、趣味でゲームコントローラーを自作していました。そこで好きなアナログ回路設計の仕事がどんなものか知りたくて申し込みました。マイナビで調べた感じだと他社にも似たようなプログラムがありましたが、これほど長期のインターンシップはディー・クルーだけ。時間が長い方が会社の雰囲気もわかりますし、回路開発経験が浅い私でもついていけそうだと感じたのが決め手です。
Q: 実際はどういった体験内容でしたか?
基板上に部品を載せ、アナログ回路を作ります。まず要項を満たす設計が出来るよう、手計算から行います。最初はどこからはじめた良いかわからず、とまどいましたが、講師のエンジニアの先輩にやさしく教えていただき、乗り切れました。
その後実際に部品を基板上にはんだ付けし、出来た回路がどう動いているかをオシロスコープなどの測定機器で評価しました。
Q:インターンのプログラム以外にはどんな体験をしましたか?
デジタル回路など他の技術分野のエンジニアの方々ともすぐ打ち解けてたくさん会話し、深いコミュニケーションをしました。私の理想の仕事環境は「仕事だけでなくてコミュニケーションを大事にする職場」なんです。だから自分も相手も楽しんで仕事ができそうな理想に近い職場だなと感じました。
Q:実際に参加してから「仕事」に対する意識の変化がありましたか?
参加前はアナログ開発といっても製造は外部委託なんだろう、と想像していたのですが、そうではなく、はんだ付けから自分自身で行い本当のものづくりをしている企業でした。 自分でものづくりをするプロのエンジニアと出会って、私もものづくりのプロになりたい、と仕事に対する自分の意思が固まりました。
Q:最後にディー・クルーのインターンに興味ある後輩へ一言
回路づくり=ものづくりなので、ものづくりが好きな人であれば、専門学習経験は少なくても、十分プログラム内容に沿った経験値が得られると思います。
また社員同士のコミュニケーション、職場環境の雰囲気を重視している方であれば、さらに充実した体験になると思います。
【2】アナログ回路開発5日間プログラム受講 Sさん
Q: ディー・クルーのインターンシップに参加した決め手は?
5日間という長期間のプログラムです。アナログ回路設計を本気で学ぼうとすると、 1日2日では時間が足りないと感じていました。また、ディー・クルーのホームページの匠ブログもよかった。 ちょうど学校で学んだばかりの専門用語についてディー・クルーのエンジニアが分かりやすく解説されていたんです。 こうしたことから、卓越した技術を持った先輩から直にじっくり学べ、自分の技術スキルアップができる環境だと感じたので参加を決めました。
Q:どういった体験内容でしたか?
はい、授業で興味を持ったのがきっかけでアナログ回路設計を選びました。 ほかのインターンシップも参加しましたが、私のような初心者レベルに5日間も教えてくれるのはディー・クルーだけでした。
Q:実施中に感じたことを教えてください
実は配線図がごちゃごちゃしたり、はんだ付けをしたが接触不良になるなど、 少し混乱してしまったのですが、先輩たちがどんな質問にも丁寧に優しく答えてサポートしてくれ乗り切れました。 いつか先輩たちのように一人で解決して、自分が後輩に教えられる存在になりたいなと思いました。
Q:実際に参加してから「仕事」に対する意識の変化はありましたか?
最初は「上からの指示でやらなければならない退屈なこと」と思ってましたが、 先輩たちから仕事に対する情熱や考え方を聞いているうちに、最後には「自ら楽しく情熱をもっておこなうこと」だと意識が変わりました。
Q:最後にディー・クルーのインターンに興味ある後輩へ一言
ディー・クルーのインターンシップには、学校の授業で知ったことが実際に生で体験できる。 興味をもったテーマを深めることができるので、少しでも興味があれば参加をお勧めします。
インターンシップ説明会およびインターンシップエントリー(受付中)
ディー・クルーのインターンシップはマイナビインターンシップからのエントリーとなっています。
弊社社員による2026年度卒業生向けインターンシップ事前説明会のお知らせや、インターンシップエントリー募集要項がございますので、下記よりアクセスしてください。