ソフトウェア・ハードウェア再設計

ソフトウェア・ハードウェア再設計とは

企業や自治体などの特定業務やサービス提供の為、長年愛用している電子機器製品も、長く使っていると製品内で使用している部品の生産終了(EOL)やOSサポート期間終了のため、そのまま利用し続けることが難しくなるケースが発生します。

ソフトウェア・ハードウェア再設計とは、こうした事態に備え、目的の作業やサービスの実施環境を確実に継続させるため、今お使いの製品の基板やソフトウェアを再設計するソリューションです。

このような課題でお困りではありませんか?

電子機器を特定業務やサービスで長期利用していると、個別機器不具合とは別に下記のような課題が発生しがちです。

  • WindowsCEなどOSのサポートが終了となる
  • 製品が用いているOSサポートが終了し、OS刷新が必要となった。この場合、OS上で動くミドルウェアやアプリケーションまで刷新が必要になります。

  • 機器の使用部品がEOL(生産終了)となる
  • 部品在庫がなくなり、機器の製造ができなくなる前に、代替部品を探さなければなりません。この際、部品変更しても従来機器と同等の性能が出せるのか、また機器の量産ができるのかも把握する必要があります。

  • 仕様書や設計書類が手元に無い
  • 中途で入社したが、書類の引継ぎがされていなかったり、開発当時のエンジニアが退職しているなど、開発に詳しい人が自社や協力会社に見当たらない。

上記のようなケースでは、特定作業やサービス実施を担保するため再設計を実施し、機器更新をおすすめします。

ディー・クルー・テクノロジーズの再設計サービスの特長

機器開発担当や安心して相談できるエンジニアがいない場合は、ディー・クルー・テクノロジーズの再設計サービスをご検討ください。下記のような特長があります。

  1. ハードウェア・ソフトウェア更新をワンストップで請負います。
  2. ハードウェア/ ソフトウェア両方が分かるエンジニアが全体を俯瞰して更新プランを構築する「システム目線」での再設計を実施します。

  3. ハードウェア量産を見据えた再設計を実施します。
  4. 部品選定段階から量産を見据えた選定を実施。プロトタイピングから量産試作を実施。量産についてもご相談ください。

  5. 更新に際した機能アップグレードも検討可能です。
  6. 旧製品のボトルネックを発見し性能向上させます。センサー精度向上・演算速度向上・小型軽量化・低消費電力化などのご相談に応じます。

ソフトウェア・ハードウェア再設計サービスによる課題解決例

●事例1「施解錠ファームウェア再設計」

課題

ある企業では、不動産物件をリモート施解錠する現行システムを持っていましたが、別サービスの施解錠システムへと転用する構想があり、実現方法を探していました。

解決策

現行システムを別サービスシステムへと転用する方法を当社が検討。リモートコントロールのファームウェア再設計と開発を実施しました。

●事例2「業務用ポータブル機器のソフトウェア・ハードウェア再設計」

課題

ある企業が長年使用していた業務用ポータブル機器に搭載されたWinCEサポートが終了し、さらに一部部品もEOLとなったので、再設計先を探していました。

解決策

当社へお声がけいただき、企業はAndroidOSベースとする再設計を決断。Android+DSPベース環境の構築から、通信IF、アプリケーションに至るまでハードウェア・ソフトウェアの再構築をまるごと実施しました。

この他にも多くの解決事例があります。

サービス対応技術情報

本サービスで対応できるソフトウェア技術・ハードウェア技術・無線通信技術はこちらの資料にまとめております。

ソフトウェア・ハードウェア再設計のご相談はディー・クルー・テクノロジーズへ

仕様書や設計図面が無くても大丈夫です。経験豊富なエンジニアが、お客様との深いコミュニケーションをしながら、長年愛着のある機器の再設計・更新をすすめます。

 お問い合わせはこちら